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株主の皆様へ

代表取締役社長 吉川善治

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。

ここに第108期上半期(平成23年4月1日から平成23年9月30日まで)の事業の概況をご報告申しあげます。

当中間期におけるわが国経済は、3月に発生した東日本大震災による大きな影響を受け、製造業の生産活動の停止、サプライチェーンの寸断、電力供給の不足といった事態を招いたものの、停滞していた生産活動に本格的な回復の気配も見られました。しかしながら、急激な円高の進行、欧州における財政問題を発端とした信用不安、米国の景気低迷などによる世界経済の減速懸念に加え、国内企業の生産拠点の海外シフトの流れなどにより、景気の先行きは不透明感が強い状況で推移しております。

当社グループを取り巻く事業環境につきましては、主要顧客であります石油・石油化学業界では、石油製品の国内の需要減に伴うメンテナンスや設備投資の抑制により、引き続き厳しい状況が続いております。

一方、一般工業、特に化学業界では、中国、東南アジアにおける製品の需要拡大や円高の進行などにより、海外での工場の新設などの計画が顕在化しつつある状況にあります。

当中間期における当社グループは、震災により打撃を受けた東北・関東地方における顧客の生産活動の再開と製品の供給体制の回復に向けたプラントの早期復旧工事に最優先で対応するとともに、顧客の海外進出計画案件についても対応してまいりました。

当中間期における業績につきましては、受注高は前年同期比12.8%増の465億3百万円となり、完成工事高は前年同期比5.0%増の439億6百万円となりました。また、経常利益は前年同期比3.1%減の33億9千9百万円、中間純利益は前年同期比3.7%減の18億8千2百万円となっております。

当社グループのうち、当社単体の業績につきましては、受注高は444億3千2百万円(前年同期比11.0%増)、完成工事高は419億5千5百万円(前年同期比3.5%増)、経常利益は30億7千8百万円(前年同期比7.1%減)、中間純利益は17億4千2百万円(前年同期比6.6%減)となりました。

なお、中間配当は見送らせていただきますが、期末配当金は前期と同額の1株当たり25円を予定しております。

株主の皆様におかれましては、今後とも格別のご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげます。

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